縮毛矯正とストレートパーマの違い

縮毛矯正についてよくあるご質問の1つ。

 

「縮毛矯正とストレートパーマの違い」

について、書きたいと思います。

 

端的に言いますと、

 

縮毛矯正は、

強い癖や縮れ毛を化学薬品と高温アイロンを使って

半永久的に真っ直ぐにする施術です。

 

一方、

 

ストレートパーマは、

パーマや軽い癖を伸ばす、または緩くする

っていう表現のほうが正しいかもしれないです。

自然なストレートヘアにする施術で、

縮毛矯正よりも効果は持続しないです。

 

 

縮毛矯正とストレートパーマは、

どちらも髪を真っ直ぐにするための施術方法ですが、

技術や目的、効果に大きな違いがあります。

 

 

美容師として、

お客様に適切な施術を提供するためには、

これらの違いを理解し、

お客様のニーズに合わせた施術を提案することが重要

かと思います。

 

 

 

サロンドグリーンは、

縮毛矯正に特化した美容院です。

・強い癖

・特殊な縮毛

・かなりダメージのある髪

といった方が、ご新規では多いせいか、

縮毛矯正かストレートパーマでいったら、

ほぼ100%、縮毛矯正のお客様です。

 

質問の多い、

この「縮毛矯正とストレートパーマの違い」

について、詳しく解説していきます。

 


~縮毛矯正とストレートパーマの違いについて~

 

以下では、縮毛矯正とストレートパーマの違いについて、

技術的な側面から、もう少し深く掘り下げて説明します。

 

 

1. 基本的な定義と目的

~縮毛矯正~
縮毛矯正は、髪の強い癖やうねりを半永久的に真っ直ぐにするための施術です。
特に、日本など、湿度の高い気候で、髪がうねりやすい地域で人気の高い施術方法です。
縮毛矯正の主な目的は、

強い癖毛や縮れ毛を根本的に解消し、

サラサラでツヤのあるストレートヘアを実現することです。

この施術は、強力な化学薬品と高温のアイロンを使用して、

髪の内部構造を変化させるため、

癖が戻りにくいという特徴があります。

 



~ストレートパーマ~
一方、ストレートパーマは、

パーマでかけたウェーブや軽い癖を緩和し、

自然なストレートヘアに戻すための施術です。

縮毛矯正に比べて、髪にかかる負担が少なく、

比較的柔らかな仕上がりになります。

ストレートパーマは、ナチュラルなストレートヘアを求める方や、

軽い癖毛を整えたい方に向いており

、強い癖毛や縮れ毛に対しては効果が限定的です。

 

 

 2. 技術的な違い

縮毛矯正とストレートパーマの主な違いは、

使用する薬剤と施術方法にあります。



~縮毛矯正の技術~
縮毛矯正では、まず専用の強力なアルカリ性の薬剤を髪に塗布し、

髪の内部にある「シスチン結合」と呼ばれるタンパク質結合を一旦切断します。

これにより、髪の形状を変えやすくし、

その後に高温のアイロンを使って髪を真っ直ぐに整えます。

アイロンで髪を伸ばした後、2液を塗布して新しい結合を形成し、

真っ直ぐな状態を維持します。

このプロセスにより、非常に強い癖毛や縮れ毛でも、

根元からしっかりとストレートに矯正されます。

縮毛矯正の施術は高度な技術を要し、

施術者の経験や技術力が結果に大きく影響します。

 

薬剤の選定、アイロンの温度調整、

髪質に合わせた施術時間など、細かい調整が必要であり、

これらが適切に行われないと、髪がダメージを受けたり、

期待した効果が得られなかったりするリスクがあります。

 



~ストレートパーマの技術~
ストレートパーマでは、比較的弱い薬剤を使用して、

髪のウェーブや軽い癖を緩和します。

主にパーマのカールを取り除いたり、

自然なストレート感を出すために用いられます。

施術は、まずパーマ剤を髪に塗布し、その後に軽いアイロンやコームで髪を整え、

定着剤で固定するという流れになります。

縮毛矯正と比べると、使用する薬剤が比較的弱い場合が多く、

アイロンの熱処理も穏やかなため、髪へのダメージが少ないといわれています。

ただし、ストレートパーマは、

強い癖や縮れ毛には効果が弱く、

縮毛矯正のように髪の内部構造を大きく変えることはできません。

そのため、軽度の癖毛や、パーマの緩和が目的の施術に向いてい利用に思います。

 

 

3. 効果の持続期間とメンテナンス

~縮毛矯正の持続期間~
縮毛矯正の効果は非常に長持ちし、

一般的には、1度伸ばした癖は、そのまままっすぐな状態です。

施術後の髪は、再びうねることは、ほとんどなく、

真っ直ぐな状態が保たれます。

ただし、新しく生えてくる髪には効果が及ばないため、

根元の伸びてきた部分に関しては、もとのおくせのママです。

髪に負担のかかる場合は、定期的なケアや日々のトリートメントなど、

メンテナンスが必要です。

 

 

~ストレートパーマの持続期間~
ストレートパーマの効果は、縮毛矯正に比べると短く、

約2〜3ヶ月程度で、戻りが出てくる場合もあります。

自然な仕上がりであり、髪の負担も少ないため、

頻繁に施術を行うことが可能ですが、

強い癖がある場合にはその癖が戻りやすく、

定期的な施術が必要になることがあります。

また、ストレートパーマは軽い癖やパーマを緩和するための施術であるため、

根元から強い癖が出てくるような髪質にはあまり適していません。

 

 

4. 髪へのダメージとアフターケア

~縮毛矯正のダメージ~
縮毛矯正は、髪の内部構造を変化させる強力な施術であるため、

髪に与えるダメージは大きくなりがちです。

特に、施術の頻度が高い場合や、

髪がもともとダメージを受けている場合には、

切れ毛や枝毛、髪のパサつきなどのトラブルが生じることがあります。

施術後は、定期的なトリートメントやヘアケア製品を使用して、

髪を保湿し、ダメージを最小限に抑えることが重要です。

また、縮毛矯正後は髪がデリケートな状態になるため、

過度なスタイリングや高温のヘアアイロンの使用を避けることが推奨されます。

髪に負担をかけすぎると、

せっかくのストレートヘアが傷んでしまい、

ダメージのケア効果が持続しにくくなります。

 


~ストレートパーマのダメージ~
ストレートパーマは、縮毛矯正に比べて髪へのダメージが少ないと言われていますが、

それでも一定のダメージが伴います。

特に、頻繁にパーマをかけたり、

ストレートパーマを繰り返したりする場合、髪

がダメージを受けるリスクがあります。

施術後は、縮毛矯正と同様に保湿ケアやダメージ補修のトリートメントを行い、

髪を健やかに保つことが必要です。

ストレートパーマは自然なストレートヘアを作るための施術であり、

仕上がりが柔らかく自然なため、過

度に髪を引っ張ったりアイロンを多用することがない限り、

髪への負担は比較的軽いです。

しかし、髪質や施術者の技術によっては、

ダメージが生じる場合もあるため、注意が必要です。

 

5. コストと時間

縮毛矯正のコストと時間
縮毛矯正は、時間とコストがかかる施術です。

施術にかかる時間は髪の長さや量、癖の強さによって異なりますが、

一般的には3〜5時間程度かかります。

料金も、ストレートパーマに比べると高めで、

使用する薬剤や施術者の技術、サロンのランクによって大きく異なります。

 


縮毛矯正とストレートパーマは、

髪質や目的に応じて使い分けるべきです。

それぞれの施術がどのような髪質に適しているかを理解することが重要です。
 


縮毛矯正は、

次のような髪質や目的に適しています

強い癖毛や縮れ毛

縮毛矯正は、非常に強い癖毛や縮れ毛を持つ人に最適です。

髪の根元から癖を矯正し、

長期間にわたりストレートな状態を維持できるため、

癖毛で悩んでいる人にとっては理想的な施術です。


永久的なストレートを求める場合

縮毛矯正は、効果が半永久的に持続します。

一度施術を行えば、髪が伸びてくるまでストレートな状態が続くため、

長期間の効果を求める人に適しています。

 

ボリュームを抑えたい場合

縮毛矯正は、髪のボリュームを大幅に抑える効果があります。

ボリュームが多すぎて扱いづらい髪に対しても有効です。

 




ストレートパーマは、

次のような髪質や目的に適しています

軽い癖やウェーブ

ストレートパーマは、軽い癖やウェーブを整えるのに適しています。

強い癖毛には効果が薄いですが、

少しのうねりを直したい場合には効果的です。


パーマを落としたい場合

既にかかっているパーマを落としてストレートに戻したい場合は、

ストレートパーマがむいているといえます。


まとめ

縮毛矯正とストレートパーマは、

髪を真っ直ぐにするための代表的な施術ですが、

それぞれの手法には異なる特徴があります。

美容師としての観点から、
お客様の髪質や願望、お悩みに合わせて、
どちらを選択するか、提案が大事になってきます。

 

ここ数年では、

縮毛矯正がただ癖を伸ばすだけではなく。

処理剤やトリートメント剤の進化によって、

ダメージの改善

髪質の修正

といった、髪をきれいに見せる技術が

格段に上がってきています。

 

お客様のニーズの変化もあって、

ストレートパーマより

縮毛矯正を選ばれる方が、

かなり多いように思います。

 

サロンドグリーンは、

縮毛矯正に特化した美容院です。

・強い癖

・特殊な縮毛

・かなりダメージのある髪

といった方が、圧倒的に多く、

また、私自身も、

効果が限定的なストレートパーマより

縮毛矯正をおすすめしています。

 

気になるダメージも、

しっかりした毛髪診断や高い技術レベル

先に述べた、トリートメント剤の進化によって、

10数年前よりも、

髪が痛むかもしれない・・というリスクは、

かなり軽減されているように思います。

 

縮毛矯正かストレートパーマでいったら、

ほぼ100%、縮毛矯正のお客様です。

 

※2024年8月20ひ現在

 当店ではストレートパーマというメニューはございません。

 

縮毛矯正やストレートパーマ

どちらにしても、髪にある程度負担をかけて

髪の形を、私たちが思う

「きれい」や「扱いやすさ」を追求していくメニューです。

どちらもリスクをとる分

しっかりした技術のある美容院

しっかりと、あなたのお悩みに寄り添ってくれる美容師

を、お選びいただくのがとても大事になってきます。

 

 

おくせのお悩みは、

その方それぞれです。

また、髪型が決まらないだけで、

1日、憂鬱な気分になることもございます。

 

サロンドグリーンでは、

縮毛矯正は、乾かすだけで、

おくせがまっすぐに伸びて、きれいな髪を

ご自宅でも再現できる。

そんな縮毛矯正をご提供できるよう

務めております。

 

これまでにも、たくさんのお悩みに寄り添ってきました。

Googleの評価でも高いご評価をいただいております。

 

 

 

↓サロンドグリーンの縮毛矯正されたお客様

ビフォーアフターです。

 

仕上げは乾かしただけ、

ブローやアイロンは一切しておりません。

これからも、

おくせでお悩みの方に、

お選び続けていただけるよう、

技術を向上させてまいります。

 

「縮毛矯正とストレートパーマの違い」

について、詳しく解説させていただきました。

長いブログ、最後までご覧いただきありがとうございます。

 

このブログが

あなたの髪がきれいになるの一助になれば幸いです。