縮毛矯正の失敗というと、
主なものは、以下の3つかと思います。
・髪が傷む
・くせが伸びてない
・ビビり毛
そんな縮毛矯正の失敗が起こる原因を、
美容師の視点から7つに分けて詳しく解説します。
これらの原因は,
技術的な要素、薬剤選定、髪の状態の見極めなど多岐にわたります。
以下に、原因とその改善策を深く掘り下げてご紹介します。
縮毛矯正の失敗の原因7つ
1. カウンセリング不足
縮毛矯正の施術前のカウンセリングで、
いかに正確に髪の状態やお客様の希望を把握するかは
とても重要になってきます。
しかし、不十分なカウンセリングが原因で、
以下のような問題が起こることがあります。
・髪のダメージレベルが正確に把握できていない。
・過去の施術履歴(カラーやパーマ)が考慮されていない。
・お客様の求める仕上がりイメージとのすり合わせ不足。
施術前に髪のダメージ度合いや、
過去の履歴を細かくヒアリングすることが重要です。
髪がアイロンやブロー、
オイルなどが付いていない状態で、
髪の触診や目視による診断を行います。
薬剤選定やアイロン操作を適切に計画する。
具体的なビフォーアフターのイメージを共有し、
可能な仕上がりを明確に説明するのも、
とても重要だと考えます。
2. 薬剤の選定ミス
縮毛矯正では髪の結合を一度切断して再結合するため、
薬剤選定が非常に重要です。
髪質やダメージレベルに合わない薬剤を使用すると、
以下の問題が起きることがあります。
強すぎる薬剤で髪がチリチリになる(ビビリ毛)。
弱すぎる薬剤でクセが伸びきらない。
薬剤の塗布ムラによる仕上がりの不均一などです。
対策としては・・・
髪質やダメージレベルに合わせて、
薬剤を調合できるような商材を使用すること、
その調合が可能な薬剤の知識と毛髪診断を行えるよう
美容師の縮毛矯正のレベルを上げることが求められます。
薬剤を均一に塗布するための丁寧な作業を徹底。
また、ダメージ毛に関しては、
弱酸性や低アルカリの薬剤を使用して、
髪に負担をかけない施術を心がける。
3・アイロン操作のミス
縮毛矯正の仕上がりを大きく左右するのがアイロン操作です。
以下のような技術不足が原因で失敗が起こることがあります。
・高温すぎるアイロンで髪がダメージを受ける。
・アイロンを当てる角度や力加減が適切でない。
・同じ箇所に何度もアイロンを当てて髪を焼いてしまう。
・適切な回数、スライス幅、温度で、アイロン操作がされていない。
アイロンの温度を髪の状態に応じて調整する(140~180℃が適温)
経験上この範囲の温度が敵女場合が多いです。
薄い毛束を取り、
一度でクセをしっかり伸ばす技術を習得する。
アイロン前の髪の水分量を適切なものに調整する。
熟練の技術者が施術を行い、髪の状態を見ながら慎重に進めるのが
大事です。
縮毛矯正で、1番ビビり毛を起こしやすいタイミングです。
4. 髪の状態の見極め不足
髪の状態を適切に見極めないまま施術を進めると、
特に以下のケースで失敗が起こります。
ブリーチ毛やセルフカラーによるダメージを見落とす。
くせ毛の種類(波状毛・捻転毛・連珠毛)を正確に把握していない。
ダメージが深刻な髪に通常の縮毛矯正を施してしまう。
髪の弾力や引っ張った際の伸び具合などを確認し、
適切なトリートメントでの補強や処置を行わなくてはいけません。
また薬剤のパワーの設定処置も、
髪の根元、中間、毛先などでも当然変わってきますし、
襟足、頭頂部、フェイスラインなどでも変わってきます。
高度な診断技術を持つ美容師が対応することが大事です。
必要に応じてプレトリートメントを施し、
髪の負担を軽減します。
5. 薬剤の放置時間のミス
薬剤の放置時間が長すぎたり短すぎたりすると、
以下のような問題が発生します。
長すぎる場合:髪のタンパク質が過剰に分解され、ビビリ毛になる。
短すぎる場合:薬剤が十分に作用せず、クセが残る。
髪の状態や薬剤の種類に応じた適切な放置時間を設定する。
タイムの途中で髪の反応を確認しながらタイミングを調整する。
決して、オーバータイムにならないよう
難しい髪ほど、チェックを早め早め、こまめに行います。
薬剤塗布後にラップやスチームでムラなく浸透させる工夫をする。
正確な塗布といった、基本的な技術も重要です。
6. 過剰な期待や誤解を招く説明
お客様が「完璧にクセが取れる」「絶対にダメージゼロ」
といった誤解を持ったまま施術を受けると、
仕上がりに不満が生じやすくなります。
これは、発信する美容師側の広告やSNSにも
問題があるかと思います。
美容師側の説明不足や誤った期待を与える発言が原因です。
縮毛矯正は、トリートメントではありません。
必ず、髪に負担はかかります。
その負担と引き換えに、
人間が思う基準のきれいな髪に形を変えるメニューが
縮毛矯正です。
髪には、必ず負担がかかります。
いまの髪の状態をしっかり把握して、
現実的な仕上がりについて、施術前に丁寧に説明する。
縮毛矯正して、高価を100%お約束できる部分、
そうでない部分、
リスクや限界を正直に伝え、お客様の理解を得ることが大事です。
仕上がりのイメージを写真や事例を使って共有することも、
必要かと思います。
7. アフターケアの不足
縮毛矯正後の髪は非常にデリケートです。
その後、適切なアフターケアが必要です。
これを怠ると、
せっかくの施術が台無しになることもあります。
縮毛矯正後に適切なシャンプーやトリートメントを使用しない。
熱や摩擦で髪を傷めてしまう。
施術後に使用すべきシャンプーやトリートメントを提案する。
髪を保護する方法やスタイリングの注意点をアドバイスする。
必要に応じて定期的なメンテナンスを推奨する。
その後のケア方法の説明も、大事な美容師の仕事です。
まとめ
縮毛矯正の失敗は、
施術者の技術や知識からくることが多いかと思います。
ですが、意外と、
お客様とのコミュニケーション不足から
生じることもあります。
縮毛矯正は、万能なメニューではありません。
適切な薬剤選定や高度な技術、
細やかなカウンセリングを行うことで、
多くの失敗を防ぐことができます。
縮毛矯正に特化した美容院では、
これらのリスクを最小限に抑えるため、
専門知識を持った経験豊かなベテランの美容師が対応し、
安心して任せられる環境を提供しています。
髪に関するお悩みがある方は、
ぜひ信頼できるサロンでご相談ください。
縮毛矯正に失敗されたお客様へ
ご安心してご相談ください。
縮毛矯正を受けた後に失敗された・・・
「仕上がりが期待と違う」
「髪が傷んでしまった」
「くせがしっかり伸びてない」
「洗ったら癖がすぐに戻った」
といったお悩みを抱えていらっしゃる方へ、
私たちサロンドグリーンが、
全力でお手伝いできることをお伝えしたいです。
縮毛矯正の失敗例としては・・・
髪が不自然に真っ直ぐになりすぎている
チリチリ、ビビリ毛になり手触りが悪い
くせが十分に伸びていない
毛先がダメージで切れてしまう
これらは、薬剤選定のミス、
アイロン技術の不足、
施術前の髪のダメージを見極める力の不足などが
主な原因と考えられます。
私たちができること
美容院サロンドグリーンでは、
縮毛矯正に特化した高度な技術と豊富な経験を活かし、
縮毛矯正の失敗のリカバリーにも全力を尽くし、
高い評価を得ています。
髪質やダメージの状況を丁寧に見極め、
あなただけの施術プランをご提案します。
① 入念なカウンセリング
最初に、あなたの髪の状態やお悩みをじっくり伺います。
過去の縮毛矯正やカラーパーマの履歴をしっかり伺います。
失敗の原因を特定し、それに基づいてリカバリープランを立てます。
たとえば、どの部分が傷みやすいのか、
どれくらいのくせが残っているのか?
髪の強度はどのぐらい残っているのか?
などを細かくチェックします。
② 髪に優しい薬剤選び
当店では、髪への負担を最小限に抑える薬剤を使用しています。
髪質や状態に合わせて薬剤を調合し、
効果的かつダメージレスな施術を提供します。
③ 高度なアイロン技術
縮毛矯正の成功にはアイロン技術が鍵です。
当店では、熟練の技術者が髪の一本一本を丁寧に仕上げるため、
自然で柔らかなストレートが可能です。
20年以上の美容経験をもつベテランの美容師が、
最初から最後まで、基本マンツーマンで縮毛矯正を行います。
④ トリートメントで髪を補修
施術前、施術後、アイロン前の髪の補修も重視しています。
特許技術のトリートメントを使用し、
内側から髪をケアします。
これにより、髪の補修、アイロンの熱への耐性を上げ、
施術後もツヤと潤いを保ちます。
⑤安心していただくためのサポート
スタイル保証
施術後に気になる部分が出た場合、
無料でお直しさせていただきます。
お客様に安心して施術を受けていただけるよう、
10日間のスタイル保証を設けています。
⑥ホームケアやご自宅でのお手入れのアドバイス
自宅でのケアも大切です。
お客様の髪質やライフスタイルに合ったホームケア方法や製品をご提案します。
ご希望に応じて、特別なトリートメントやシャンプーも、
お試し価格にて、ご用意しています。
毎月限定ではありますが、
M301+Sシャンプーのプレゼント枠もございます。
縮毛矯正をするサロン選びのポイント
縮毛矯正は美容院の中でも高度な技術を要するメニューです。
以下のようなポイントを基準にサロンを選んでください。
縮毛矯正の専門知識が豊富か?
カウンセリングをしっかり行ってくれるか?
薬剤や技術について丁寧に説明してくれるか?
ホームページやSNSであげている縮毛矯正の仕上がり画像は、
アイロンを入れて仕上げているのか?乾かしただけなのか?
私たちはこれらすべてにおいて自信を持ち、
技術力を証明する多くのお客様の声もいただいております。
Googleの口コミの評価でも
☆4.9と、高評価を頂いております。
上記の画像やYouTubeの動画は、
サロンドグリーンにご来店されて、縮毛矯正をされたお客様です。
そして、
すべての仕上がり後の写真や動画は、
乾かしただけのものです。
仕上げの際、
ブローやアイロンは、一切しておりません。
縮毛矯正の技術の提供に関して、
お客様に、正直に向き合うための、
サロンドグリーンのポリシーです。
縮毛矯正のおしあげの際に、
プロの美容師が、
アイロンやブローをして仕上げたとしたら・・・
伸びてなかった癖もまっすぐになります。
改善されなかったダメージもきれいにみえます。
これは、
縮毛矯正の仕上がりのごまかしだと、
わたしたちは考えています。
そんな風に仕上げた場合、
あなたがご自宅に帰ったら、
その縮毛矯正をした美容師と同じように、
ご自宅でもアイロンやブローをしないと、
美容院から縮毛矯正をしてお帰りの時と同じ仕上がりには、
絶対になりません。
美容院から帰るときは、
きれいだったのに、
次の日、自宅でシャンプーして、
自分で乾かしたら、
癖は伸びてないし、
痛みも改善してない、
逆に髪が傷んでしまった・・・
そんな経験をされる方が、
まだまだ、たくさんいらっしゃいます。
わたしたちは、そんな縮毛矯正を、
あなたの大事な髪にしたくありません。
そんな気持ちを、
信頼して縮毛矯正をしていただいたあなたに
してほしくはありません。
ご自宅でも、乾かすだけで、きれいな髪に。
あなたの髪の未来を一緒に考えましょう。
縮毛矯正の失敗は誰にでも起こりうることです。
大切なのは、その後のケアと改善です。
私たちは「どんな髪でも美しくしたい」という信念のもと、
いろいろな状態のお客様の髪と、
真剣に向き合っています。
一歩踏み出すことで、
あなたの髪は必ず生まれ変わります。
安心してご相談ください。
お電話での相談や、事前カウンセリングも可能です。
どうぞお気軽にご連絡ください!
美容院サロンドグリーン スタッフ一同
あなたの髪のお悩みを全力でサポートします。