縮毛矯正のあと、髪を縛る際の注意点について

縮毛矯正後に、

お客様からよくあるご質問の1つに、

これがあります。

 

「髪をいつから縛っていいですか?」

というご質問です。

 

これ、美容師さんの判断や髪質によって、

また、使う薬剤の軟化還元具合によっても、

この縛ってはいけない期間って、

多少時間差があるように思います。

 

 

ですが、

 

一般的には、

1~2日の間で収まるように思います。

 

 

夏の暑い時期、

髪を縛りたいというかたも多いかと思います。

お仕事上、髪をしっかり縛らないといけない方も、

いらっしゃるかと思います。

 

 

そこで、

今回のブログでは、

縮毛矯正のあと、髪を縛る際の注意点

について、書かせていただきます。

 

ぜひ、ご参考にされてみてください。

 

縮毛矯正後、

髪を縛ることに関する注意点はいくつかあります。

 

これらの理由は、

髪の健康を保ち、

縮毛矯正の効果を持続させるために重要です。

 

以下に、

縮毛矯正後に、

すぐには、髪を縛ってはいけない理由を詳しく説明します。



1. 髪のダメージと弱さ

 

縮毛矯正は、

髪の内部の結合を変化させてストレートにする処理です。

綺麗になったような髪でも、

髪はある程度のダメージを受けています。

このプロセスにより、髪の毛は一定のダメージを受けます。

髪の内部の結合が変化するため、

縮毛矯正後は髪が傷みやすく、よりデリケートになります。

そのため、髪を縛ることによってさらなるストレスがかかり、

髪のダメージが悪化したり、

縛り癖などのあとがつく可能性があります。

 



2.根元の負担

 

髪を縛ることにより、特に根元付近の髪に負担がかかります。

縮毛矯正後の髪は、

通常よりも弱くなっており、髪を引っ張ることで折れたり、

強く引っ張ってしまうことで、

髪のもろい部分は、切れてしまう可能性もゼロではありません。

濡れている髪は、ダメージのある髪は特に、

ひっぱたりといった物理的な負担でも、

おおきな痛みにつながることがあります。

 

傷んだ髪ほど、

乾かす、くしでとかす、タオルでふくなど

優しく扱ってあげてください。

 

また、縛る場合、

特に細いゴムやヘアバンドを使って髪を縛ると、

髪の根元が引っ張られることで、髪が折れたり、

地肌に負担がかかる可能性があります。

 



3. くせの戻りや形状の変化

 

縮毛矯正後は、

髪の形状をできるだけ長く維持することが重要です。

髪を縛ることで、

髪が押さえつけられたり、引っ張られたりすることで、

くせが戻る可能性がある場合があります。

 

特に、湿気の多い環境や寝ている間に髪を縛っているときは、

注意が必要です。

また、髪を縛ることで髪の形状が変化する場合もあります。

縮毛矯正してすぐのときは、

効果を長く持続させるためには、

髪をできるだけ自然な状態に保つことが重要です。



4. 血行不良と頭皮の健康

 

縮毛矯正とは少し離れるかもしれませんが、

 

髪を縛ることにより、

頭皮の血行が悪くなることがあります。

細かいゴムやヘアバンドが頭皮を圧迫することで、

血流が阻害され、頭皮の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、頭皮の血行が悪くなると、

髪の成長が妨げられることもあります。

頭皮の健康を維持するためには、

髪を縛りすぎないこと、

ぎゅっと強くひぱって縛らないことも重要です。

 

 


5. 髪の抜け毛

 

髪を縛ることにより、

特に細いゴムやヘアバンドを使って髪を縛ると、

髪が引っ張られることで、頭皮に負担がかる場合が、

ございます。

髪を縛ることで髪の毛が引っ張られ、

抜け毛や地肌の負担が増えることがあります。

 

 

これらの理由から、

縮毛矯正後、

髪や頭皮がデリケートな状態では、

髪をできるだけ自然な状態に保ち、

髪の健康を守ることが重要です。

 

 


以上の理由から、

縮毛矯正後はすぐには、

髪を縛ることを控えることが望ましいです。

 

 

 

縛ってはいけない期間は、

美容師さんの判断や髪質によっても、

多少時間差があるように思いますが、

一般的には、

1~2日の間で収まるように思います。

 

 

 

 

特に施術直後や髪がまだ湿気を含んでいる場合は、

髪を縛らずに自然な状態に保つことが重要です。

濡れてしまった場合は、

しっかり乾かすことが大事です。

 

ただし、髪を縛ることが避けられない場合は、

できるだけ優しい素材のヘアバンドやゴムを使い、

髪や頭皮に負担がかからないように注意しましょう。

 

ヘアゴムも、

細いものでは、髪に集中的に負担がかかります。

昔の電話線のコードのような、

くるくるしたヘアゴムなど、

髪に負担のかかりにくいものを使用することも、

大事かと思います。

 

縮毛矯正は、

髪にある程度の負担をかけて、

それと引き換えに、人間の美的感覚に基づいた、

きれいに、かたちを変える美容技術です。

 

 

髪へのダメージは、

コントロールできますが、

ゼロではありません。

 

その後のケアをしっかり行うことで、

縮毛矯正後の髪もいい状態で保てます。

また、次にする

縮毛矯正、カラーのためにも、

髪をいい状態でお手入れしておくのは、

とても重要なことです。

 

 

縮毛矯正後、髪を縛る際の注意点

を、中心にかかせていただきました。

 

その他、縮毛矯正後の髪のお手入れ方法など、

定期的に発信していきます。

 

最後まで、ご覧いただき、

誠にありがとうございます。

 

 

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その後のケアなども、

お気軽に、お問い合わせくださいませ。